ヘアケア用品ではヘアブラシが注目されています。ドラッグストアでもたくさんの種類が置いてあって、どのブラシを選べばいいのか迷ってしまいます。正しいブラッシングの方法やヘアブラシの選び方、ヘアブラシの洗い方をまとめました。

 

頭皮ケアが人気です。ブラッシング前のシャンプーは重要です。毛髪診断士の本山典子さんと伊熊奈美さんです。

シャンプーブラシの前に指で頭皮をほぐすマッサージ

いきなりブラシを使うよりも、先に指で頭皮をほぐすマッサージをした方が、頭皮の筋肉が柔らかくなりやすいです、しっかり泡立てておけば頭皮の汚れも落ちやすくなります、

お風呂用シャンプーブラシは動かさないでグニグニと

次にお風呂専用のシャンプーブラシを使って、側頭筋からグニグニとやってきます。
髪に負担をかけないようにブラシを移動します。そして後頭筋、首筋の辺りですね、そして前頭筋から頭頂部にかけてマッサージしていきます。かゆみを取るためにゴシゴシやるものではないですからね。

 

シャンプーをするタイミング

シャンプーは湯船で体を温めた後がおすすめ。血行も良くなって頭皮もやらかくなってますから、そこでやるのがおすすめです。

シャンプーブラシの使い方

そしてシャンプーブラシの使い方、シャンプーブラシを動かし過ぎないことが重要です。シャンプーブラシはサーって移動させたくなりますが、一度押し当てたらそこから動かさないで、そのままグニグニとする感じです。動かしてしまうと、ダメージで頭皮が乾燥したり赤みが出たりしますからね。

フケやかゆみの原因はシャンプーのすすぎが不十分だから

そして重要なのがシャンプーの後にしっかりとすすぐことです。シャンプーなどが髪や頭皮に残っているとフケやかゆみの原因になります

 

はちまきエリア(おでこの部分、襟足の部分)などは特に残りやすいです。できればシャワーで3分ぐらい水でいただけるといいんですが結構長いですよね、3分。

 

かゆみなど頭皮に異常が出たらやめてください。

 

正しいヘアブラシの選び方

ブラシはうまく使い分けましょう。目的や解決したい悩みに応じた正しいヘアブラシの選び方を紹介します。

 

 

正しいヘアブラシの使い方

正しいヘアブラシの使い方は、毛先の方からといていく、いきなり頭の上の方からやっていかないことが重要です。下の方をまずとかして、徐々に上がっていくというふうにしましょう。

 

ヘアブラシの洗い方

そしてへアブラシ自体のケアも実は重要です。ヘアブラシの洗い方、紹介します。

 

ヘアブラシ、買ってから洗って洗ったことがない!

人って結構いるかもしれません。

 

気が付いたら髪の毛を取るぐらいかもしれません。でも、ブラシに髪の毛が付いたりフケや皮脂などが付いていて雑菌が繁殖している可能性もあります。そのまま使っているとなんと脂漏性皮膚炎といった皮膚の炎症になる可能性もあります。フケが出るようになったりする可能性もあります。

 

ヘアブラシをきれいにする方法ちょっと難しそうですができるんでしょうか。置いてある間の埃がついてしまうこともありますよね。ヘアブラシどうやって洗えばいいんでしょうか。なんと、おそうじ本舗ハウスクリーニングの方にこのヘアブラシの掃除方法を教えてもらいました。

 

水洗いOKのヘアブラシはお湯+シャンプーにつけ置き

皮脂汚れやホコリの汚れが中心なのであれば、普通の掃除と一緒です。まず水洗い可能なブラシかどうかを確認します。プラスチック製のブラシはつけ置き洗いで OK です。まず洗面器に40℃のお湯を用意してください。皮脂汚れを溶かしてくれます。

 

そして洗剤ではなくシャンプーをお湯に溶かしましょう。ブラシについてる汚れは頭皮の皮脂汚れ、整髪料の汚れが多いので。それを最も落とすのに特化した洗剤がシャンプーなので、シャンプー湯に10分ほどつけ置きします。

 

そして紙タオルでブラシの隙間をこすってあげて、濡らすと髪の毛はまとまってくれるのでとりやすくなります。汚れを取りながら新しいお湯でしっかりとすすいで、紙タオルで乾拭きしてあげれば、10分ほどで綺麗スッキリになります。

水洗いNGのヘアブラシは楊枝や綿棒を活用

そして水洗いができないの木のブラシ、獣毛のブラシは注意が必要です。木製のブラシを水につけると割れてしまう可能性があるんです。こういう時は綿棒と爪楊枝を使います。

 

爪楊枝は5本並べてセロハンテープで留めます。小さい「くし」のような感じですね。これで絡んだ髪をかき出してあげましょう。均等に縦をやった後に、横もやってやれば、均等に綺麗に取ることができますよ。10分で髪の毛がほとんど綺麗に取れました。

 

そして綿棒も5本並べてテープで止めます。綿棒は両面使うために真ん中をテープで留めてあげましょう。そして綿棒の片方をお湯につけてしっかりと指でギュッと押さえて水気を切ります。シャンプーは使えないので綿棒で根元をこすって、汚れを落としてあげましょう。根元についた皮脂汚れや整髪料をを拭き取っていくイメージです。

 

そうすると先の方に結構汚れがついているのが分かります。汚れが取れたら綿棒を反対側にして、綿棒の反対側で乾拭きしてあげましょう。そうすればだいぶ綺麗にすっきりなります。10分ほどで本当に見違えるほどに綺麗になりますよ。

 

よくあるハーフブラシあることをすると洗いやすくなります。ハーフブラシって結構分解してこの歯のギザギザのところも一列ずつ外せますよね。こういう風に分解して行けばバッチリ綺麗に出来ます。とはいえ、スケルトンブラシ、完全にばらしてしまうと戻すのが大変なので、ギリギリまで戻して洗うぐらいがおすすめです。

 

ヘアブラシのお手入れの目安・期間

ヘアブラシのお手入れの目安は、プラスチックやナイロンのブラシはできれば週に1回。獣毛や木製のブラシはできれば月に1回ということです。なかなかプロの方でも「ここまではできない」ということですが、プラスチック系のブラシはお風呂に入った時につけて置いたりすれば簡単です。

 

ブラシの寿命

ブラシも寿命があるものがあります。ハーフブラシは、ゴムの部分が劣化してきたりするので、ピンの先の玉が取れたりしたら替え時です。

 

抗がん剤などで脱毛してる時でも、パドルブラシを頭皮に押し当ててマッサージしてあげることで、頭皮ケアはできます。抗がん剤治療が終わって、髪の毛がまた生えてきたときに、健やかな髪の毛が生える準備をすることになります。